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NANOホールディングス---子会社NANO MRNAが再発膠芽腫対象のTUG1 ASO、Phase Ib試験を開始

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2026年9月7日 18時14分

NANOホールディングス<4571>は31日、戦略子会社のNANO MRNA株式会社が、再発膠芽腫を対象とした核酸医薬「TUG1 ASO」のPhase Ib試験を開始し、第一症例への投与を開始したと発表した。

TUG1 ASOは、名古屋大学大学院の近藤豊教授の研究成果を基盤に、NANO MRNA独自のDDS技術「YBCポリマー」を用いて開発を進める核酸医薬である。対象となる再発膠芽腫は、悪性度が極めて高く、有効な治療選択肢が限られている難治性の脳腫瘍である。2024年2月に開始した医師主導のPhase Ia試験は既に終了しており、週1回投与における安全性および忍容性を確認したほか、1例の患者において312日間にわたり病勢安定が維持され、その期間中には部分奏効も認められるなど、有効性を示唆する結果が得られている。

今回のPhase Ib試験では、治療開始後1か月間は週2回投与、その後は週1回投与とする新たな投与スケジュールを採用し、安全性、忍容性、推奨用量および抗腫瘍効果を評価するとともに有効性や薬物動態をさらに検証し同製剤の価値を見極める。治験責任医師は名古屋大学大学院の斎藤竜太教授で、予定症例数は最大12例としている。

今回のPhase Ib試験の開始は、TUG1 ASOの実用化に向けた新たな進展となる。NANO MRNAは、NANOグループの戦略子会社として、独自のDDS技術を基盤に、TUG1 ASOをはじめとする核酸医薬の研究開発および事業開発を推進している。投資事業を中核とするNANOホールディングスにとって、NANO MRNAが保有する技術やパイプラインの価値向上は、投資先企業の成長支援とともに、グループ全体の企業価値向上を支える重要な要素となる。

《AK》

提供:フィスコ

株探ニュース

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