サンバイオがカイ気配スタート、SB623の外傷性脳損傷を対象とした治験の結果を米学会で発表
サンバイオ<4592>がカイ気配スタートとなっている。この日の寄り前、開発中の再生細胞薬SB623の外傷性脳損傷(TBI)による運動機能障害を持つ患者を対象にした日米グローバル第2相臨床試験(STEMTRA試験)の有効性及び安全性に関する詳細結果を、米サンディエゴで開かれた米国脳神経外科学会の年次総会で発表したとしており、これを好材料視した買いが入っている。
これによると、運動機能障害の変化の測定で統計学的な有意差を認めたとしているほか、新たな安全性の懸念は認められなかったという。同社では、外傷性脳損傷プログラムフェーズ3臨床試験を20年1月期末までに開始する計画で、日本においては国内の再生医療等製品に対する条件及び期限付き承認制度を活用し、20年1月期中に製造販売承認申請を目指すとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース