デルタフライは一時11%高も買い続かず、「DFP-10917」がオーファンドラッグ指定
Delta-Fly Pharma<4598>が反落している。6日の取引終了後、米国で難治性または再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に第3相比較臨床試験を実施中の「DFP-10917」が、米国食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)指定を受けたと発表し、朝方は一時、前日比96円(11.0%)高する場面があったが、買いが続かなかったようだ。
今回のオーファンドラッグ指定により、承認に向けたFDAとの取り組みが進めやすくなるほか、承認後7年間の排他的先発販売権(市場独占権)が認められており、米国政府からの補助金支給や臨床試験費用の税額免除などの支援も期待できるという。なお、同件による業績への影響はないとしている。
株探ニュース