早稲アカ、上期最終を一転黒字に上方修正
4718早稲田アカデミー【連結】
業績修正PDF
早稲田アカデミー <4718> が10月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の1億0700万円の赤字→9600万円の黒字(前年同期は4億2800万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
なお、通期の最終利益は従来予想の1億1300万円(前期は7億7200万円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間におきましては、コロナ禍の影響により、期首の塾生数が前年を下回るという厳しい状況で...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間におきましては、コロナ禍の影響により、期首の塾生数が前年を下回るという厳しい状況でスタートいたしましたが、4月上旬よりZoomを活用した「双方向Web授業」を開始し、緊急事態宣言解除後には「対面授業」と「双方向Web授業」が選択できるデュアル形式のサービスに切り替え、学習指導の継続提供に注力してきたことにより、塾生数は当初の予想を超えるペースで順調に回復を続けております。そのような中、当社において、上半期の収益に大きく寄与する夏期講習会の売上高が計画を大きく上回ったことに加え、新型コロナウイルス感染防止のために開催を取り止めた「夏期合宿」の代替サービスとして実施した「夏期集中特訓」においても予算を超える申込みをいただきました。更に、各種選択講座等につきましても順調に推移をした結果、連結売上高は当初予想を360百万円(3.1%)上回る見通しとなりました。 費用につきましては、講座やクラスの増加等に伴って労務費及び原材料費が予算を上回るも、その他の経費については、売上原価・販管費ともに概ね予算範囲内で推移する見込みです。以上の結果、営業利益・経常利益・四半期純利益ともに、前記記載のとおり当初予想を大きく上回る見通しとなりました。 また、第2四半期個別業績予想につきましても、上記と同様の理由により修正しております。 なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が冬期講習会、正月特訓及び来春に向けての新年度生集客等に与える影響がいまだ不透明なところがあり、引き続き見通しについての精査を要するため、2020年7月31日の公表数値を据え置かせていただきます。今後、予想値の修正が必要と判断された場合は、速やかに開示いたします。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.04-09 | 11,583 | 111 | 115 | -107 | -6.8 | 5 | 2020-07-31 |
連結 |
| 新 20.04-09 | 11,943 | 332 | 338 | 96 | 6.1 | 5 | 2020-10-27 |
連結 |
| 修正率 | +3.1 | 3.0倍 | 2.9倍 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.04-09 | 12,319 | 780 | 774 | 428 | 27.0 | 5 | 2019-10-31 |
連結 |
| 予 20.04-09 | 11,943 | 332 | 338 | 96 | 6.1 | 5 | 2020-10-27 |
連結 |
| 前年同期比 | -3.1 | -57.4 | -56.3 | -77.6 | -77.6 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 23,814 | 1,526 | 1,538 | 925 | 58.4 | 17.50 | 2019-05-09 |
連結 |
| 2020.03 | 24,611 | 1,169 | 1,162 | 772 | 48.8 | 20 | 2020-05-12 |
連結 |
| 予 2021.03 | 24,423 | 466 | 462 | 113 | 6.1 | 20 | 2020-07-31 |
連結 |
| 前期比 | -0.8 | -60.1 | -60.2 | -85.4 | -87.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。