サイボウズは地合い悪のなか新高値、クラウドサービス好調で今期上方修正3回
サイボウズ<4776>は全体地合い悪のなか、根強い買いが流入し一時1900円台を回復、昨年来高値を更新した。時価は約14年ぶりの高値圏で戻り売り圧力から解放された実質青空圏を走る展開となっている。グループウェアのソフト開発を手掛け、クラウドサービスを軸に業容を広げている。DX(デジタルトランスフォーメーション)では、大手に比べ遅れている中小企業のIT投資意欲などを取り込むことに成功、足もとの業績は会社側計画を上回る好調で推移しており、19年12月期業績予想については既に3回の上方修正を行っている。19年12月期は前期比50%増の16億5200万円を見込む。当初計画は8億3200万円だった。
株探ニュース