オリコン<4800>が朝方から買いを集め、ストップ高の７９７円水準でカイ気配となっている。９日の取引終了後に発表した１９年３月期連結決算が、売上高３８億９１００万円（前の期比４．１％増）、営業利益８億８３００万円（同４０．３％増）、一株利益４１円５６銭（前の期２７円６７銭）と大幅増益となったことが好感されている。

コミュニケーション事業で、顧客満足度（ＣＳ）調査事業が伸長し、またランキング数の増加とともに、商標利用契約の獲得率・単価向上など利益率が拡大したことが業績を牽引。また、ニュース配信・ＰＶ事業で動画広告の成長などにより収益が拡大したことも寄与した。

２０年３月期は予想一株利益のみ開示し５２円を見込む。コミュニケーション事業を中心に収益が拡大する見通し。また、年間配当は１７円（前期１２円）と２期連続で増配を予定しており、これも好材料視されているようだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース