オハラが買い気配、今期経常を一転29%増益に上方修正、配当も10円増額
オハラ <5218> が買い気配でスタート。14日大引け後に発表した18年10月期上期(17年11月-18年4月)の連結経常利益が前年同期比2.3倍の14.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。
半導体露光装置向け高均質ガラスや耐衝撃・高硬度クリアガラスセラミックス「ナノセラム」が好調だったほか、高性能光学機器向け新製品やレンズ加工品の販売も伸び、13.9%の大幅増収を達成した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の20億円→29億円に45.0%上方修正。従来の10.8%減益予想から一転して29.3%増益見通しとなった。
併せて、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正したことも買いに拍車を掛けた。
株探ニュース