特殊陶が底値離脱の兆し、今期業績・配当予想の上方修正で東芝関連株の注目度増す
日本特殊陶業<5334>が底値離脱の兆しを示している。同社は前週末10月30日の取引終了後、27年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の最終利益に関して従来の減益予想から一転、前期に続き最高益を更新する計画を示した。株主還元方針の変更と配当予想の増額修正も開示している。同社は東芝に対しファンド経由で出資する企業として知られている。海外投資家を中心に東芝の再上場の動向に注目が集まるようになり、東芝株を保有する企業に対する関心がにわかに高まるなか、今回の発表は特殊陶に対して一段と市場の視線を集める方向に作用することになり、買いが集まったようだ。
今期の売上高予想は従来の7900億円から8100億円(前期比10.8%増)、最終利益予想は1050億円から1250億円(同10.7%増)に引き上げた。9月中間期の業績は計画を上振れして着地。保有投資有価証券で多額の金融収益を計上している。配当予想に関しては株式分割を考慮したベースで年間105円から119円に引き上げた。前期は同ベースで102円50銭だった。
株探ニュース