フイルコンが反発、19年11月期営業利益が計画上振れで着地
日本フイルコン<5942>が反発している。25日の取引終了後、集計中の19年11月期連結業績について、売上高が246億円から247億円(前の期比8.7%減)へ、営業利益が4億2500万円から6億2500万円(同53.9%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
経費削減に努めたことや、一部の連結子会社で退職給付費用の算定に簡便法を採用しており、年金資産の運用が好調に推移し、退職給付費用が減少したことなどが要因としている。なお、最終損益は電子部材・フォトマスク事業で減損損失10億2700万円を計上したことなどから、2億5000万円の黒字から2億5000万円の赤字(前の期9億1700万円の黒字)へ下振れたとしている。
株探ニュース