ノーリツは急伸、21年12月期業績及び配当予想を上方修正
ノーリツ<5943>は急伸している。17日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1800億円から1910億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を50億円から64億円(同34.3%増)へ、最終利益を58億円から76億円(前期30億1300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
国内事業は取り替え需要の増加及び高付加価値商品の拡販などにより売り上げが堅調に推移しているほか、海外事業も中国、北米エリアの売り上げが回復していることが要因。あわせて、業績予想の修正に伴い、32円を予定していた期末配当を51円に引き上げると発表しており、これも好材料視されている。年間配当予想は83円となり、前期に比べて48円の増配となる予定だ。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高491億6800万円(前年同期比10.0%増)、営業損益31億1600万円の黒字(前年同期4億5500万円の赤字)、最終損益40億3000万円の黒字(同64億8700万円の赤字)だった。
株探ニュース