セラクが続伸、公共案件の獲得堅調で20年8月期営業利益は計画上振れ
セラク<6199>が続伸している。前週末9日の取引終了後、集計中の20年8月期連結業績について、営業利益が7億7000万円から11億3000万円(前の期比55.4%増)へ、純利益が4億7000万円から6億5000万円(同47.7%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、企業の新規ICT投資に大幅な縮小が生じたことから成長投資が抑制され、売上高は140億円から137億7000万円(同20.7%増)へ下振れたものの、公共案件の獲得などが堅調に推移したことが利益を押し上げた。なお、利益の上振れに伴い従来3円40銭を予定していた期末一括配当を4円60銭に引き上げた。
株探ニュース