日精工が大幅続落、自動車減産の影響などで22年3月期利益予想を下方修正
日本精工<6471>が大幅続落となり、昨年来安値を更新。同社は1月31日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高8600億円(前期比15.0%増)を据え置く一方で、営業利益を445億円から300億円(同4.7倍)へ、純利益を300億円から195億円(同55倍)へ下方修正すると発表した。
あわせて発表した22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は207億9000万円(前年同期は49億7700万円の赤字)だった。半導体などの部材の供給不足による自動車減産の影響のほか、原材料価格や輸送費用といったコスト上昇、また、固定資産の減損損失を計上するため、利益見通しを下方修正するとした。
株探ニュース