オムロンの23年3月期は最終利益5%増に上方修正
オムロン<6645>はこの日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上高は8500億円から8800億円(前期比15.3%増)、最終利益は630億円から645億円(同5.0%増)に上方修正した。為替の影響に加え、受注残が高水準となっている制御機器事業と電子部品事業の売上高・営業利益の計画を引き上げた。第3四半期(10~12月)以降の前提為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=140円、1人民元=20円に設定した。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比9.5%増の4044億1800万円、最終利益が同14.3%減の278億7500万円だった。4~6月期に上海の都市封鎖の影響を受けたが、7~9月期は業績が急回復に向かった。
株探ニュース