インスペックが急反落、上期は67%営業減益で着地
インスペック<6656>が急反落している。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算が、売上高9億5600万円(前年同期比32.3%減)、営業利益5600万円(同66.7%減)、純利益3400万円(同72.7%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
主力の半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、海外案件で現地での受け入れ態勢が整っていないことなどによる納入遅延が発生したことなどが響いた。
なお、21年4月期通期業績予想は、売上高24億円(前期比2.2%増)、営業利益1億7000万円(同3.8倍)、純利益1億円(同41.0%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース