メルコは昨年来高値更新、21年3月期営業益88%増見込みで期末配10円増配へ
メルコホールディングス<6676>が反発し、昨年来高値を更新した。同社は28日取引終了後に、21年3月期第3四半期累計(20年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比87.4%増の68億5400万円となった。
売上高は同10.0%増の960億800万円で着地。コロナ禍でテレワーク・巣ごもり娯楽・遠隔学習による個人需要の拡大などを背景に、主力のIT関連事業が伸びたことが寄与した。
これを受け、これまで未定としていた21年3月期通期の連結業績予想について、売上高は前期比8.8%増の1250億円、営業利益は同88.5%増の78億円になる見通しだと発表。同じく未定としていた期末配当は前期比10円増配の40円を計画し、中間配30円と合わせた年間配当は70円になるとしている。
株探ニュース