エスケーエレはマド開けて急反発、有機EL向けフォトマスク需要増で今期増益・増配計画
エスケーエレクトロニクス<6677>はマドを開けて急反発し、年初来高値を更新した。13日の取引終了後、23年9月期の連結決算とともに、24年9月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比7.1%増の301億円、最終利益は同3.4%増の35億円を予想する。更に、前期の期末一括配当を直近の予想から18円増額して162円としたうえで、今期の年間配当予想を前期比5円増配の167円に設定した。これらを評価した買いが集まったようだ。
フラットパネルディスプレー業界では今後もパネル工場の新設が計画されているとし、パネルメーカーからの高精度、高精細なフォトマスク技術への期待がさらに高まると想定。特に有機ELパネル用のフォトマスク需要は増加すると見込む。23年9月期の売上高は前の期比13.0%増の281億1300万円、最終利益は同1.9%増の33億8400万円だった。
株探ニュース