富士通が併合後初の2万円大台乗せ、DXとポスト5Gをテーマに20年半ぶり高値圏に浮上
富士通<6702>が大幅高、一時980円高と値を飛ばし、株式併合後初となる2万円大台乗せを果たした。時価は2001年1月以来約20年半ぶりの高値圏に浮上している。スーパーコンピューター「富岳」の開発などコンピューター分野における知見と技術力で日本を代表する存在で、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み業績も拡大基調を続けている。日本が官民を挙げて取り組むポスト5G(6G)では、半導体開発や実装などでキーカンパニーとなる可能性も指摘される。海外投資家とみられる買い需要が観測されるなか、株価は昨年12月以降、75日移動平均線をサポートラインとする強力な下値切り上げ波動を形成している。
株探ニュース