サンケン急騰で東証1部値上がり率トップに、米半導体子会社のナスダック上場で思惑
サンケン電気<6707>が急騰、東証1部値上がり率トップに買われる人気となった。朝方は値がつかずカイ気配のまま水準を切り上げ、寄り付き段階で500円高はストップ高となる3420円をつけた。同社の米半導体子会社アレグロ・マイクロシステムズが29日米ナスダック市場新規上場したが、集中人気となり、時価総額は日本円にして4000億円近くに達したことが話題となった。サンケンの時価総額はきょうのストップ高後の水準で換算しても850億円強に過ぎない。子会社上場のインパクトは大きく、含み資産拡大を背景に投資資金の食指を動かす格好となった。
最終更新日:2020年10月30日 11時07分
株探ニュース