決算発表予定日 2024/05/09
6727東証P貸借
業種 電気機器

ワコム 株価材料ニュース

600
-4
-0.66%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

ワコム---3Q累計の営業利益が不振だった前年同期から大幅増益。通期の連結業績予想は据え置き。

材料
2018年2月8日 17時46分

ワコム<6727>は7日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.2%増の652.73億円、営業利益が同540.4%増の40.07億円、経常利益が同447.3%増の42.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が39.78億円(前年同期は0.99億円の損失)だった。

ブランド製品事業では、クリエイティブビジネスは、前期に発表したプロのクリエイター向け新製品などが売上拡大に貢献し、売上は前年同期を上回った。コンシューマビジネスも、昨年6月に発表したマイクロソフト社との共同開発のWindows Ink対応のスマートスタイラスが、北米を中心に売上を伸ばしたことなどから、コンシューマビジネス全体の売上は前年同期から大きく増加した。ビジネスソリューションは、欧州地域での競争関係の変化などが残るものの、液晶ペンタブレット製品が、北米の金融機関向けに売上を伸ばしたことなどから、ビジネスソリューション全体の売上は前年同期を順調に上回った。

テクノロジーソリューション事業では、スマートフォン向けペン・センサーシステムは、サムスン社の最新モデルGalaxy Note8向けの量産出荷が順調に推移した一方、前モデルGalaxy Note7への需要を前期に消失した影響が当期にも及んだことから、売上は前年同期を下回った。タブレット向けペン・センサーシステムは、アクティブES方式デジタルペンが、レノボ社、HP社、富士通社、デル社など大手タブレットメーカー各社からの高い評価を得て出荷が好調に推移したことから、売上は前年同期を大幅に上回った。さらに、EMR方式デジタルペン製品も、グーグル社のChromebookで採用されるなど、教育市場向けで採用が拡大した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、テクノロジーソリューション事業での順調な売上拡大が引き続き見込まれるものの、ブランド製品事業での新製品の市場投入遅延の影響などといった2018年1-3月期における不確実性の高さに鑑み、昨年11月1日に公表した業績予想(売上高809.00億円、営業利益29.00億円、経常利益31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益19.30億円)を据え置いている。2018年1-3月期については、売上高水準が季節性を反映して大幅に低下することによる粗利減少の影響が大きく、営業損益以下が赤字となる見込み。

《MW》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる