富士通ゼは続落、上期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
富士通ゼネラル<6755>は続落している。26日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を1390億円から1440億円(前年同期比13.8%増)へ、営業利益を40億円から50億円(同35.3%減)へ、純利益を25億円から30億円(同51.6%減)へ上方修正した。株価はこれを受けて朝高でスタートしたが、材料出尽くし感からその後マイナスに転じている。
主力の空調機事業で、欧米を中心にエアコンの受注が好調に推移していることに加えて、前期から出荷延伸した商品の納入が進み、第1四半期決算が計画以上の実績となったことが要因としている。
同時に発表した第1四半期決算は、売上高746億6000万円(同28.6%増)、営業利益54億7100万円(同38.2%増)、純利益36億6300万円(同7.3%増)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高3000億円(前期比13.0%増)、営業利益190億円(同1.4%増)、純利益130億円(同0.1%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース