santecは上昇トレンド加速、21年ぶり上場来高値更新を果たす
santec<6777>が全体軟調地合いのなか上値追い加速、200円を超える上昇で一時3700円台に乗せ、新値街道を走っている。きょうは2001年7月につけた上場来高値3650円を実に21年4カ月ぶりに更新した。
前週末に23年3月期の業績予想の修正を発表し、営業利益は前期比2.3倍の37億円と過去最高利益に肉薄する見通しとなったことを受け、今週明け14日にはマドを開けてストップ高に買われる人気となった。その後も目先筋の利益確定売り圧力を上回る実需買いが流入し、なお上値指向となっている。光測定器や、光パワーモニター、光フィルターなどの光関連部品をグローバル展開し、独自製品のラインアップで競争力も高く、海外売上高比率は7割に達している。半導体シリコンウエハーの製造工程で必須の光学断層測定器の需要も旺盛だ。大容量データ伝送需要に対応した光関連部品の研究開発にも期待がかかっている。
株探ニュース