アルチザが急落、18年7月期業績予想を下方修正し無配に修正
アルチザネットワークス<6778>が急落している。1日の取引終了後、18年7月期の連結業績予想について、売上高を30億円から26億円(前期比30.6%増)へ、営業損益を1億2000万円の黒字から5億4500万円の赤字(前期1億5500万円の赤字)へ、最終損益を7800万円の黒字から6億6100万円の赤字(同1億8000万円の赤字)へ下方修正し、従来5円を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表したことが嫌気されている。
5Gの開発投資を行っている顧客の慎重な投資姿勢の影響を受けて、顧客の年度末に見込んでいたLTE-Advancedに対応する製品の受注が伸び悩んでいることに加えて、5G対応製品の売り上げが来期以降となる見通しとなったことが要因という。また、LTE-Advancedに対する研究開発や5Gの研究開発費が想定に比べて増加することも響くとしている。
なお、第2四半期累計(17年8月~18年1月)決算は、売上高11億8400万円(前年同期比67.0%増)、営業損益2億2100万円の赤字(前年同期1億1800万円の赤字)、最終損益3億4400万円の赤字(同1億4700万円の赤字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年03月02日 09時44分
株探ニュース