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フリービット Research Memo(6):2020年4月期売上目標500億円、営業利益目標50億円に向け成長加速

特集
2018年7月2日 15時06分

■中長期の成長戦略

1. 中期事業方針「SiLK VISION 2020」進捗

フリービット<3843>は2016年6月に4ヶ年の中期事業方針「SiLK VISION 2020」を発表し、2020年4月期に売上高500億円、営業利益50億円を目指している。現在残り2期となり、ゴールが見通せる段階まできている。売上高に関しては、2018年4月期の実績から年13.7%成長で目標に達するため、これまでの同社の成長力からすれば確度が高い。営業利益に関しては、2018年4月期の実績から年64.4%成長とハードルは高いが、これまでの先行投資フェーズから回収フェーズに移行するシナリオが実現すれば達成できる射程圏内に入っている。

事業セグメント別では、2020年4月期の稼ぎ頭は、アドテクノロジー事業がブロードバンド事業を抜いて全社の稼ぎ頭となる。いずれの事業も20億円前後の営業利益を稼ぐポテンシャルがあり、先行投資やイレギュラーな事象がなければ安定した業績が見込める。不確定性が高いのはモバイル事業とヘルステック事業の動向である。いずれの事業も2019年4月期に黒字化を目指しており、その進捗いかんが営業利益50億円達成の試金石となるだろう。

2. ヘルステック事業進捗:介護記録システム事業を取得

同社は、ティアック<6803>とオンキヨー<6628>の合弁会社であるティアックオンキヨーソリューションズ(株)から介護記録システム事業を譲り受けた。この事業が提供する介護施設向け介護支援システム「コメットケア」は、介護業務で重要なケア記録をタブレット等の端末で簡単に入力・保存・共有ができる“介護記録ソフトのスタンダード”。入力記録は施設内でのリアルタイム共有が可能で、複数施設の一元管理/一括管理もできるため導入施設から高い評価を得ている。業界第2位の介護施設運営会社にサービスを提供しているという実績もあり、今後も業績は堅調に推移する見込みである。譲渡金額は363 百万円。事業譲受日は2018年6月1日である。

同社としては、本事業をヘルステック分野の中核企業であるフリービットEPARKヘルスケアとの高いシナジー創出を見込んでおり、今後、本事業単体の成長だけでなくヘルステック事業全体への寄与にも注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《NB》

提供:フィスコ

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