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業種 電気機器

多摩川ホールディングス 株価材料ニュース

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<動意株・1日>(大引け)=サイステップ、多摩川HD、日本ラッドなど

材料
2023年6月1日 15時04分

サイバーステップ<3810>=後場動意づきストップ高。同社はきょう、主力サービスであるクレーンゲームアプリ「トレバ」の中国進出に向け、同国でマーケティングやコミュニティ運営などの実績があるACD(東京都港区)と業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。同社は中国向けクレーンゲームアプリ配信について年内を計画しており、同市場に適した開発、カスタマイズをACDとともに行い、同市場の開拓を進めるとしている。

多摩川ホールディングス<6838>=後場ストップ高。この日、子会社の多摩川電子が新規の顧客から半導体試験装置を受注したと発表。これが材料視されたようだ。受注したのは次世代通信機器に使われるマイクロ波半導体の信頼性試験用バーンイン試験装置。半導体に対し、通常よりも温度や電圧、電流で高い負荷を掛けた状態にし、部品寿命を加速させることで、潜在的な不良や初期不良を検出する試験を行う装置だという。半導体製造プロセスの後工程で使用されるものとなるが、同社は成膜装置や露光装置など前工程で使用される半導体製造装置向けでも、マイクロ波技術を活用した製品の提案と供給を続けており、大手メーカーからの引き合いや受注が増加しているとしている。

日本ラッド<4736>=上値追い加速で約2年ぶり700円台乗せ。独立系システムインテグレータで「IT分野における顧客企業のホームドクター」を標榜し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉えている。エンタープライズソリューション事業では金融や製造、物流と多方面に展開、銀行向けリスク管理やメーカー向け生産管理システムなどのほか、物流では自動倉庫の入出制御などさまざまなビジネスシーンで同社のシステムが採用されている。データ、画像解析に必要なAIソリューションも得意とし、AI開発に必要な機能をワンストップで提供できる強みを顧客獲得に生かしている。業績も急回復期に入っており、24年3月期は営業74%増益を見込んでいる。

ブレインパッド<3655>=大幅高で4連騰。株価は一昨年11月に2393円(分割修正後株価)の高値形成後は長期下降トレンドで、今年3月には600円の安値を形成した。しかし、5月下旬以降は急速に上値を指向し大勢底入れの動きをみせている。人工知能(AI)技術を活用したコンサルティング業務を展開する。東京市場でもここAI関連に位置付けられる銘柄が相次いで動意しているが、同社はその関連有力株に位置付けられている。米国株市場ではエヌビディア<NVDA>が急上昇し時価総額が一時1兆ドルの大台に乗せるなど話題となった。エヌビディアは画像処理半導体大手でAI分野にも精通しており、これまで多くの日本企業とも連携をとっている。市場では「ブレインパッドはエヌビディアと開発支援分野でパートナー企業契約を結んだ実績があり、思惑買いが向かっている」(中堅証券ストラテジスト)としている。

アクセル<6730>=大幅反発で25日線上抜ける。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも接近し底入れを鮮明としている。遊技機向けを中心に画像処理や音源用LSIで高実績を持つが、画像生成や音声認識などAI領域を積極的に開拓している。ここ東京市場でもAI関連株に物色の矛先が向かうなか、株価的に出遅れ感の強い同社株に投資資金が流入している。5月10日にAI音声認識ライブラリ「ailia AI Speech」のリリースを発表したほか、12日にはイラスト制作ソフトを手掛けるセルシス<3663>とWeb3関連の要素技術とAI技術の活用領域で戦略的パートナーシップを締結することを発表、今後の展開に期待が高まっている。

ゼネテック<4492>=野心的な中計発表受けストップ高。デジタルソリューションを展開するが、業績は今期急回復が見込まれている。そうしたなか、5月31日取引終了後に26年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定したことを発表、数値目標としては26年3月期に売上高118億円(前期実績58億6400万円)、営業利益23億円(同1億500万円)を掲げており、これがサプライズとなった。株価は5月19日に993円の戻り高値形成後、調整局面に入っていたが、ここ数日は売り圧力が一巡し800円近辺のもみ合いにあった。小型株で値動きも軽く、きょうは上値を見込んだ投資資金が一気に流れ込む格好となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

株探ニュース

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