アドテストが逆行安、スマホ市況低迷受けた検査装置の需要減で今期業績予想を下方修正
アドバンテスト<6857>が逆行安。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しを780億円から600億円(前期比54.0%減)に見直しており、業況を懸念した売りを促した。
売上高予想は4800億円から4700億円(同16.1%減)に引き下げた。スマートフォン市況の低迷を背景に、半導体・部品テストシステム事業では先端プロセス品向けでの検査装置の大幅な需要減を想定し、業績予想に反映した。
株探ニュース