菊水HD、今期経常を2%上方修正、配当も8円増額
6912菊水ホールディングス【連結】
業績修正PDF
菊水ホールディングス <6912> [東証S] が2月27日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→13.2億円(前期は10.8億円)に1.5%上方修正し、増益率が19.6%増→21.4%増に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億円→6.2億円(前年同期は4.9億円)に3.3%増額し、増益率が21.8%増→25.8%増に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→38円(前期は30円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高は、長期化するウクライナ情勢や原材料・資源価格の高騰及びこれらを起因とした世界的なインフレの加速とイ...
会社側からの【修正の理由】
売上高は、長期化するウクライナ情勢や原材料・資源価格の高騰及びこれらを起因とした世界的なインフレの加速とインフレ抑制のための金融引き締めなどによる減速懸念が高まりつつあるものの、当社グループの注力市場であるEV(電気自動車)関連市場、電池関連市場、エネルギー関連市場及び半導体関連市場への売上が、国内、海外共、好調に推移していることから、前回予想を上回る見込みであります。 損益面につきましても、売上高の増収により、原材料価格の高騰及び円安による仕入コスト等が上昇するものの、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想を上回る見込みとなりました。 以上の理由から、2022年10月27日に公表いたしました通期業績予想を修正するものであります。
当社の利益配当は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けており業績に対応した配当を行うことを基本としつつ、企業体質の強化と今後の事業展開を勘案し、内部留保にも意を用い、決定する方針をとっております。 2023年3月期の期末配当につきましては、業績予想の修正に記載しましたとおり、前回予想より利益が増加する見込みとなったことを勘案し、1株につき30円から8円増配の38円に修正いたします。 ※ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.10-03 | 5,816 | 569 | 604 | 384 | 45.9 | 30 | 2022-10-27 |
連結 |
| 新 22.10-03 | 6,466 | 669 | 624 | 434 | 51.9 | 38 | 2023-02-27 |
連結 |
| 修正率 | +11.2 | +17.6 | +3.3 | +13.0 | +13.0 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 11,250 | 1,200 | 1,300 | 850 | 101.6 | 30 | 2022-10-27 |
連結 |
| 新 2023.03 | 11,900 | 1,300 | 1,320 | 900 | 107.6 | 38 | 2023-02-27 |
連結 |
| 修正率 | +5.8 | +8.3 | +1.5 | +5.9 | +5.9 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.10-03 | 5,402 | 473 | 496 | 297 | 35.7 | 30 | 2022-06-17 |
連結 |
| 予 22.10-03 | 6,466 | 669 | 624 | 434 | 51.9 | 38 | 2023-02-27 |
連結 |
| 前年同期比 | +19.7 | +41.4 | +25.8 | +46.1 | +45.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 8,163 | 418 | 460 | 325 | 39.2 | 20 | 2021-05-14 |
連結 |
| 2022.03 | 10,076 | 1,033 | 1,087 | 709 | 85.1 | 30 | 2022-06-17 |
連結 |
| 予 2023.03 | 11,900 | 1,300 | 1,320 | 900 | 107.6 | 38 | 2023-02-27 |
連結 |
| 前期比 | +18.1 | +25.8 | +21.4 | +26.9 | +26.3 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。