レーザーテックが一時1000円超の下げ、中国リスク波及で半導体主力株に売り圧力
レーザーテック<6920>が3日ぶり大幅反落。下げ幅は一時1000円を超える場面があった。きょうは全体相場がリスク回避の売りに晒されるなか、同社株をはじめ半導体関連株も下値模索の動きを強いられる銘柄が多い。中国のネット企業への規制強化の動きは米国株市場でもハイテク株売りを誘発しており、前日の米国株市場ではナスダック総合指数の下げが目立ったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も一時75日移動平均線を下回る水準まで売り込まれた。ザイリンクス<XLNX>が3%超、インテル<INTC>も2%超に売られるなど主力株中心に軒並み安く、東京市場でもこの流れが波及している。そのなかレーザーテックは、ここ最近は半導体関連のなかでも売買代金で突出するケースが多く、マーケットの注目度の高さを物語っている。
最終更新日:2021年07月28日 11時21分
株探ニュース