東エレク、レーザーテックなど半導体関連が反発、SOX指数が年初来安値圏離脱の兆し
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が総じて買い優勢の展開となっている。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に主要株価3指数がいずれもマイナス圏で引けたが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発した。SOX指数は前週14日に年初来安値を更新したものの、目先は半導体関連に買い戻しの動きが強まり、週明けの米株市場では2%近い上昇率を示し底入れの兆しをみせている。東京市場でも半導体主力株は下値模索の動きを強いられていたが、直近ではローツェ<6323>やマルマエ<6264>など関連銘柄の決算発表が想定以上に好調な内容で、見直しムードも漂い始めた。3月決算企業はこれから発表が本格化することで、足もと積極的な買いを入れにくい半面、空売り筋の買い戻しによるリバウンドも想定される。
株探ニュース