レーザーテクは売り買い交錯、第3四半期営業益11%減も受注残は高水準
レーザーテック<6920>は売り買い交錯。売り優勢で始まったあとは切り返す動きとなったが、買い一巡後は上値が重くなっている。同社は4月28日取引終了後に、22年6月期第3四半期累計(21年7月~22年3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.0%減の165億4200万円にとどまった半面、受注残高は同2.8倍の3406億9901万円となっている。
販管費の増加が利益面に影響した一方、旺盛な半導体需要を追い風に半導体関連装置の売り上げが堅調だったことから全体の売上高は同3.1%増の535億6500万円と増収を確保。半導体関連装置の受注残高は同2.9倍の3372億1357万円となっている。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いている。
株探ニュース