スタンレーが続急騰、上限100億円の自社株買いと配当予想増額を評価
スタンレー電気<6923>が続急騰。31日の取引終了後、取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.04%)、取得総額100億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。配当予想も増額したほか、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算が計画を上回って着地したとあって、株主還元姿勢と業況を評価した買いを集めたようだ。
自社株の取得期間は11月16日から24年2月15日。年間配当予想は2円増額して54円(前期比4円増配)に修正した。9月中間期の売上高は前年同期比5.7%増の2261億6300万円、最終利益は同22.2%減の80億1500万円だった。自動車生産台数の増加による影響や為替によるプラス効果が収益を押し上げた。更に、同社はシンガポールの子会社が出資するタイの持ち分法適用関連会社について、連結子会社化することも発表した。
株探ニュース