エノモトが後場急落、22年3月期業績及び配当予想を上方修正も材料出つくし
エノモト<6928>が後場急落。同社は午後2時に、22年3月期連結業績予想について、売上高を230億円から265億円(前期比15.2%増)へ、営業利益を16億5000万円から19億円(同21.5%増)へ、純利益を13億5000万円から15億円(同0.7%増)へ、年間配当予想を45円から50円(前期は40円)へ上方修正すると発表したが、前日まで決算期待で5日続伸となっていたため、材料出つくしの売りが出ているようだ。
あわせて発表された22年3月期第2四半期(4~9月)連結営業利益は11億5100万円(前年同期比2.6倍)だった。リードフレームやコネクター用部品などの受注環境は昨年後半以降の急激な需要回復や、新型コロナウイルス感染症の影響などによる半導体や原材料の供給不安の影響を受けつつも堅調に推移し、上期業績は国内外ともに当初の想定を上回った。また、市場は今後も中長期的な成長が予測されるとしている。
株探ニュース