日本アビオが大幅下落、４～６月期減収減益がネガティブサプライズに
日本アビオニクス<6946>が大幅下落。２日の取引終了後に２３年３月期第１四半期（４～６月）の決算を発表し、売上高が前年同期比２５．４％減の３２億６３００万円、営業利益が同８９．９％減の３２００万円となった。通期で増収増益を見込んでいるだけに、これがネガティブサプライズとなって売りが先行しているようだ。
情報システム事業において、主要プロジェクトの納期が第２四半期以降に偏重していることが影響した。また、国際物流の混乱に伴う接合機器事業の売り上げ延伸や、赤外線サーモグラフィーを手掛けるセンシングソリューション事業の受注高減少なども響いた。法人税の計上により、純利益は前年同期から赤字転落となる６３００万円の赤字で着地。なお、会社側では第１四半期の業績は計画通りとしている。
株探ニュース