ファナックはカイ気配で始まる、前期最終5割減益で4~9月期6割減予想も買い戻し優勢に
ファナック<6954>がカイ気配スタートの展開となり、1万6000円台を回復。同社は24日取引終了後、20年3月期決算を発表、最終利益段階で前の期比52%減の733億7100万円と大幅な減少となった。米中貿易摩擦の影響や、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な設備投資需要の減退が収益に反映された。また、20年4~9月期については最終利益が前年同期比59%減の164億円を見込んでいる。ただ、株価は業績悪を事前に織り込んでいたこともあって、足もとは空売りの買い戻しなどで上値指向にある。
株探ニュース