村田製が大幅続落、4~6月期最終増益も物足りなさを意識
村田製作所<6981>が大幅続落している。30日の取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比14.7%増の4217億700万円、最終利益は同32.5%増の663億6500万円となった。2ケタの増収増益となったが、利益の伸びに対しては物足りなさが意識されたようだ。4~6月期はコンデンサーの売り上げが幅広い用途で増加したほか、高周波モジュールもスマートフォン向けなどで堅調に推移した。部品価格の下落や固定費の増加が利益を圧迫する要因となったが、円安と操業度の回復によるプラス効果が出て増益につながった。
株探ニュース