エヌシーエヌがS高、大規模木造建築市場のマッチングプラットフォーム事業を開始
エヌ・シー・エヌ<7057>がストップ高の1020円に買われている。同社は1日、子会社の木構造デザインが、大規模木造建築市場のゼネコン・設計事務所と木材加工工場をつなぐ日本初のマッチングプラットフォーム事業を開始したと発表しており、これが好感されている。
同事業は、構造設計サポートと加工サポートに加えて、木材加工工場ネットワークの組成により生産体制を整備するとともに、ゼネコンや設計事務所向けの広告宣伝活動を行うというもの。構造設計から生産設計までワンストップでサービス提供を行うほか、ポータルサイトの運営により相談窓口を一本化し地域、規模、工法、樹種など、設計事務所・ゼネコン担当者の求める条件に対応できる木造加工工場とのマッチングを行うことで、大規模木造建築市場の活性化を図るという。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。
株探ニュース