カーブスHDはカイ気配スタート、上期決算が計画上回り大幅営業増益で着地
カーブスホールディングス<7085>はカイ気配スタートとなっている。前週末8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年9月~22年2月)連結決算が、売上高134億4300万円(前年同期比13.0%増)、営業利益17億2900万円(同98.4%増)、純利益12憶700万円(同3.5倍)となり、従来予想の営業利益14億円を上回り、大幅増益となったことが好感されている。
第1四半期に実施した新規会員募集のための体験キャンペーンが功を奏し、入会数がコロナ禍前の水準を上回って四半期としては過去最高となったことに加えて、例年、季節的要因によって新規入会数が低調に推移し会員数が減少する第2四半期の退会率がコロナ禍前の水準に抑えることができ、その結果会員数はほぼ計画通りになったことが寄与した。また、会員への「食生活の相談」を通じたプロテインなどの提案による定期契約者数の増加や高機能新商品への切り替え購入が好調に推移し、物販売上高が予想を上回ったことも貢献した。
なお、22年8月期通期業績予想は、売上高265億5000万円(前期比7.6%増)、営業利益25億円(同54.1%増)、純利益15億9800万円(同41.5%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース