ミツバは8日ぶり反落、22年3月期は30億円の最終赤字見通しに一転
ミツバ<7280>は8日ぶり反落。同社は23日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を2930億円から2850億円(前期比5.9%増)へ、営業利益を90億円から50億円(同41.5%減)へ、純損益を12億円の黒字から30億円の赤字(前期は7億3200万円の黒字)へ下方修正すると発表した。
主力事業である輸送用機器関連事業において、新型コロナウイルス感染症の再拡大や半導体などの部品供給不足によって自動車メーカーの生産回復が遅れており、売上高が想定を下回って推移している。加えて、原材料価格の高騰、海上輸送費の上昇など、業績を下押しする要因が継続しているとした。また、子会社譲渡などにより、第4四半期決算に事業構造改善引当金繰入額20億4200万円を特別損失として計上する見通しとしている。
株探ニュース