伯東が急反発、電子部品販売好調で上期業績予想を上方修正
伯東<7433>が急反発し年初来高値を更新している。7月30日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を800億円から900億円(前年同期比19.0%増)へ、営業利益を19億円から33億円(同99.6%増)へ、純利益を14億5000万円から22億5000万円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感されている。
半導体をはじめとする電子部品需要の増加や関連する設備投資の活発化を背景に、同社が取り扱う通信・民生・産業機器及び車載用途ICなどの電子部品や、ICパッケージ向け露光装置などの電子・電気機器の販売が好調に推移していることが要因としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高445億9200万円(前年同期比24.8%増)、営業利益20億9200万円(同69.2%増)、純利益14億7900万円(同2.0倍)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1670億円(前期比1.0%増)、営業利益40億円(同5.1%増)、純利益30億円(同2.1%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース