中山福はカイ気配スタート、22年3月期利益予想の上方修正や自己株取得枠の設定など好感
中山福<7442>はカイ気配スタート。同社は1月31日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高は438億円から423億円へ下方修正するものの、営業利益を6000万円から3億4000万円へ、純利益を2億1000万円から3億8000万円へ上方修正すると発表した。「家庭用品卸売事業」で効率的な事業運営を推進し、販売管理費の抑制を図ったほか、「インテリア関連商品事業」では収益性の高い商品の販売に注力したという。22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は2億7800万円だった。なお、「収益認識に関する会計基準」適用のため、前年との比較は記載されていない。
あわせて、35万株(発行済み株式総数に対する割合1.76%)もしくは1億5000万円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。株主還元の充実と資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2月1日~6月30日。
また、株主優待制度を新設する。毎年9月末日、3月末日に株式を1年以上保有かつ300株以上保有する株主が対象。保有期間・保有株式数に応じて、3000~5000円相当の品物を選べるオリジナルカタログを贈呈する。
株探ニュース