シグマ光機が続急伸、今期経常は12%増で2期連続最高益、6円増配へ
シグマ光機 <7713> [JQ]が続急伸。9日大引け後に発表した18年5月期の連結経常利益は前の期比46.5%増の15.1億円に拡大し、従来予想の13.1億円を上回って着地。続く19年5月期も前期比11.7%増の16.9億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。
今期もスマートフォン・IoT関連の半導体業界やFPD業界の旺盛な設備投資需要を追い風に、光学要素部品や光学モジュール、光学システム製品の販売が伸びる。併せて、今期の年間配当は前期比6円増の40円に増配する方針としたことも好感された。さらに前日終値ベースの予想PERが15.9倍→12.8倍に低下する一方、配当利回りは2.01%に上昇し、割安感が強まったことも支援材料となった。
株探ニュース