ZACROSは5日ぶり反発、通期営業益・配当予想を引き上げ
ZACROS<7917>は朝安後切り返し、5日ぶりに反発している。5日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高を1760億円から1690億円(前期比6.6%増)に引き下げた一方、営業利益を112億円から125億円(同13.1%増)、最終利益を65億円から71億円(同7.9%減)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各20円の合計40円(前期実績は株式分割後ベースで36円)と前回予想から4円増額しており、これらを好感した買いが集まっている。
中東情勢の緊迫化による原材料価格及びエネルギーコストの上昇が当初の予想より緩やかだったため、価格転嫁の動きが想定より限定的となり、売上高は前回予想を下回る。一方で、AI分野向けを中心とする半導体市場の拡大による電子部材の増収や生産効率の向上などが利益を押し上げる。なお、9月中間期は売上高が855億2900万円(前年同期比9.2%増)、営業利益が65億5200万円(同17.7%増)、最終利益が45億8000万円(同17.7%増)だった。
同時に株主優待制度を変更すると開示。従来は3月末を基準日として、保有株式数に応じてQUOカードを1000~4000円相当贈呈していた。27年3月期からはQUOカードのほかに「QUOカードPay」が選択できるようになった。加えて、継続保有期間が2年以上の場合は保有株式数に応じてQUOカードまたはQUOカードPayを1500~8000円相当受け取ることができる内容へと変更されており、これらも株価の支援材料となっているようだ。
株探ニュース