丸紅がプラスに転じる、23年3月期最終利益及び配当予想を上方修正
丸紅<8002>は朝安スタートも切り返している。午前11時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、最終利益を5100億円から5300億円(前期比24.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を37円50銭から40円50銭へ引き上げたことが好感されている。
第3四半期においてアグリ事業が低調に推移した一方で、豪州原料炭事業及び鉄鋼製品事業などが堅調に推移した金属や、海外電力卸売・小売事業などが増益となった電力の業績が伸長したことが要因としている。なお、年間配当予想は78円(前期62円)を予定している。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高7兆3731億円(前年同期比18.6%増)、営業利益2856億4800万円(同39.7%増)、純利益4634億5600万円(同41.5%増)だった。
株探ニュース