東エレク、ＳＵＭＣＯなど売りに押される、ＳＯＸ指数続落で目先調整モードに
東京エレクトロン<8035>、ＳＵＭＣＯ<3436>など半導体関連は売りに押される展開を強いられている。世界的な半導体不足が顕著となるなか、半導体生産増強の動きを背景に、同関連株は収益面で追い風が意識されている。ただ、３月下旬から４月上旬にかけて株価を大きく上昇させていたこともあって、目先利益確定を優先する動きが上値を押さえている。前日の米国株市場ではＣＰＵ参入を発表したエヌビディアが大きく買われる展開となったものの、その他の半導体関連株は総じて軟調で、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指）も続落となった。これを受けて、東京市場でも半導体主力株の買いポジションを高める動きは期待しにくい状況にある。
株探ニュース