東エレクが急反落、FPD製造装置低調で第1四半期営業利益は17%減
東京エレクトロン<8035>が急反落している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高4736億5400万円(前年同期比4.8%増)、営業利益1175億1900万円(同17.1%減)、純利益880億9500万円(同12.2%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。
半導体製造装置は一部装置の出荷時期に期ずれが発生した影響があったものの堅調に推移したが、FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置は、テレビ用大型液晶パネル向け設備投資が一巡した影響などで低調に推移し、利益を悪化させた。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高2兆3500億円(前期比17.3%増)、営業利益7160億円(同19.5%増)、純利益5230億円(同19.7%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース