半導体製造装置関連は総じて軟調、寄り付きはSQ算出絡みの売買も影響
アドバンテスト<6857>が続落スタートとなったほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が総じて売りに押される展開。前日の米国株市場ではハイテク系グロース株が売られる展開で、半導体セクターも軟調な銘柄が相次いだ。画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が安く、半導体製造装置最大手のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落するなどでフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%近い下げで続落し75日移動平均線を下回った。これを受けて東京市場でも同関連株への売りが先行している。なお、アドバンテストは前日に6.6%安と急落した反動もあり、押し目買いの動きも観測される。寄り付きはメジャーSQ算出に絡む売買の影響も反映された。
株探ニュース