ディスコや東エレクが上昇、米エヌビディアCEO発言機会に関心が向かう
ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>が上昇。アドバンテスト<6857>が底堅く推移している。10日の米国市場で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1%を超す上昇となった。アップル<AAPL>の新型スマートフォン「iPhone16」に関し、ブロードコム<AVGO>の通信半導体が全機種でアップグレードされたとの一部指摘からブロードコムへの買い戻しが入ったほか、エヌビディア<NVDA>も堅調に推移した。エヌビディアに関しては、ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が米銀大手のゴールドマン・サックス・グループ<GS>の会議に現地時間11日に登壇すると伝わっている。次世代AI半導体「ブラックウェル」の出荷遅延を巡る懸念が広がるなかで、投資家の疑念の解消につながる新たな情報が発信されるとの期待もあるようだ。日本の半導体株も全般に買い戻しが優勢となっており、レーザーテック<6920>やSCREENホールディングス<7735>も堅調に推移している。
株探ニュース