千趣会、今期経常を一転黒字に上方修正、未定だった配当は3期ぶり2円で復配
8165千趣会【連結】
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千趣会 <8165> が12月20日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常損益を従来予想の2億円の赤字→11億円の黒字(前期は42.7億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の13.2億円の赤字→0.2億円の赤字(前年同期は32.8億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を2円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2019年12月期の業績につきましては、前回発表予想に比べ、事業構造改革によって売上総利益率の改善と販売費...
会社側からの【修正の理由】
2019年12月期の業績につきましては、前回発表予想に比べ、事業構造改革によって売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費における全般的なコスト削減の取り組みが順調に進んだことや、第4四半期連結会計期間における来期以降の顧客基盤の構築に向けて行ったTV CM、WEB CM放映などにより販売促進費を効率的に投下できたこと、費用対効果を鑑みその他の販売促進費の一部を絞り込んだことなどにより、営業利益は予想値を上回る見通しとなりました。これに伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を上回る見通しです。
当社グループは、配当性向を考慮し安定的な配当の維持及び業績に応じた適正な利益還元を基本としていますが、2017年12月期以降は、経営の安定性・安全性の観点より自己資本の拡充を最優先課題として、無配を継続しておりました。当社グループにおいては、早期の業績回復及び安定化を実現するために抜本的な事業構造改革が必要と判断し、2018年10月において、2019年度より始まり2021年度を最終年度とする新たな中期経営計画を作成し、通信販売事業を中心に事業構造改革を進めております。2019年12月期末の配当予想につきましては、上記の方針を踏まえ当初未定としておりましたが、当期の業績動向や今後の財務状況等を総合的に検討いたしました結果、期末配当予想を1株当たり2円に修正し、復配する予定といたしました。株主の皆様におかれましては、これまでのご支援に感謝申し上げますとともに、引き続き事業構造改革を推し進め、収益の向上及び財務体質の強化を図ってまいりますので、引き続きのご理解を賜りたくお願い申し上げます。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 45,112 | -1,259 | -1,320 | -1,600 | -39.8 | - | 2019-07-25 |
連結 |
| 新 19.07-12 | 45,112 | -59 | -20 | 0 | 0.0 | 2 | 2019-12-20 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | 赤縮 | 赤縮 | - | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 89,000 | -700 | -200 | 6,300 | 156.8 | - | 2019-07-25 |
連結 |
| 新 2019.12 | 89,000 | 500 | 1,100 | 7,900 | 196.6 | 2 | 2019-12-20 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | 黒転 | 黒転 | +25.4 | +25.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 56,145 | -2,925 | -3,284 | -4,874 | -110.6 | 0 | 2019-02-08 |
連結 |
| 予 19.07-12 | 45,112 | -59 | -20 | 0 | 0.0 | 2 | 2019-12-20 |
連結 |
| 前年同期比 | -19.7 | 赤縮 | 赤縮 | - | - | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 125,999 | -4,287 | -4,206 | -11,090 | -213.2 | 0 | 2018-02-08 |
連結 |
| 2018.12 | 113,344 | -4,063 | -4,277 | -6,027 | -136.8 | 0 | 2019-02-08 |
連結 |
| 予 2019.12 | 89,000 | 500 | 1,100 | 7,900 | 196.6 | 2 | 2019-12-20 |
連結 |
| 前期比 | -21.5 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。