日本アジア投資<8518>は20日、中国煙台市投資促進センター、及び中国武漢市商務局それぞれとの間で、相互の経済発展や企業の進出及び投資を支援することを目的として協力協定を締結したことを発表。

同社は、2013年の中国煙台東部海洋経済新区経済交流懇親会の後援や2014年の山東省ビジネス視察ツアーの開催を通じて、以前より煙台市との経済交流を深めてきた。そこで構築された関係を活用して、同社の投資先企業の煙台市でのM&Aや事業展開を支援した実績を有している。2019年10月には同社代表取締役の下村氏が煙台市新興産業国際顧問に就任した。今回の協力協定の締結は、同社と煙台市の経済交流をさらに強固なものとし、同社と煙台市双方による両地域での企業の事業展開支援に資するためもの。

一方、武漢市商務局は武漢市人民政府内の経済担当部門であり、同社は、2019年秋以降、経済懇談会や企業懇談会への参加を通じて武漢市との交流を深めてきた。今回、同社と武漢市の今後の協業に向けて、長期的かつ全面的な戦略パートナー関係を構築すべく協力協定を締結した。

同社は現在、投資先の日本企業の海外進出支援とアジア企業の対日投資のサポートのため、アジアのネットワークの一段の強化を推進しており、今回の協力協定の締結もその一環として行ったもの。今後、このネットワークを活用し、日本企業のアジア進出を支援するファンドの設立や日本とアジアのクロスボーダーM&A業務を展開していく計画。

《SF》

提供：フィスコ

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