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鴻池運輸 Research Memo(5):2018年3月期第2四半期は国内・海外ともに需要好調で増益を維持

特集
2018年1月19日 15時35分

■業績動向

1. 2018年3月期第2四半期の業績概要

鴻池運輸<9025>の2018年3月期第2四半期決算は、売上高137,363百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益6,486百万円(同3.0%増)、経常利益6,684百万円(同4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,334百万円(同2.0%増)となった。主力の複合ソリューション事業は食品関連の好調などから増収増益となり全体の収益を牽引した。一方で国内物流事業は外部倉庫賃借費用の発生などから増収減益、国際物流事業においては子会社での輸送効率悪化により増収微減益となった。

(1) セグメント別概況

売上高は複合ソリューション事業95,686百万円(同6.2%増)、国内物流事業24,286百万円(同2.1%増)、国際物流事業17,390百万円(同7.2%増)となった。また、セグメント利益は複合ソリューション事業8,053百万円(同6.2%増)、国内物流事業781百万円(同13.8%減)、国際物流事業477百万円(同5.7%減)、その他12百万円(前年同期は17百万円)となった※。

※2018年3月期より各セグメントの業績をより適切に評価するため、全社共通費の配賦方式を変更しているが、この変更は前年同期の数値にも反映されている。

複合ソリューション事業では、食品関連の好調維持や新規連結子会社(空港関連)の寄与により、増収増益となった。期初の予想に対して、売上高はほぼ予定どおり推移、利益はM&A費用をはじめとする販管費の期ずれ等により見込みを上回った。国内物流事業では、生活用品の取扱量が増加した一方で、外部倉庫賃借費用が発生したことから、増収減益となった。国際物流事業では、三国間輸送業務は増加したものの、子会社での輸送効率悪化等により増収微減益となった。

(2) 分野別概況

また、分野別売上高の概況は、鉄鋼関連では生産工程附帯業務の持ち直しならびに大型設備工事案件獲得により売上高は31,071百万円(同4.8%増)となった。食品関連も飲料製造請負業務、配送センター業務の好調により増収を確保、売上高は37,781百万円(同3.1%増)となった。メディカル関連では、医療機器の院内物流取扱量の増加により売上高は8,967百万円(同7.3%増)と堅調に推移した。空港関連は、新規連結子会社の寄与、地方空港での機内清掃業務獲得により売上高は9,375百万円(同31.9%増)と大幅増となった。生活関連の売上高は、23,571百万円(同3.5%増)となったが、内訳としては生活業務が8,490百万円(同1.9%増)、物流業務が15,081百万円(同4.4%増)であった。生活用品取扱業務の増加ならびに業務の深耕化により増収を達成した。食品関連(定温)は業務を終了した顧客の発生等から売上高は9,204百万円(同1.5%減)となった。海外関連は、三国間輸送業務の増加等により売上高は17,390百万円(同7.2%増)となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MH》

提供:フィスコ

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