日新が大幅続伸、航空需要高止まりなどで21年3月期業績は計画上振れ
日新<9066>が大幅続伸している。6日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が1470億円から1560億円(前の期比21.0%減)へ、営業利益が11億円から26億円(同26.3%減)へ、純利益が10億円から20億円(同26.1%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
一部地域に対する緊急事態宣言の発令や中国春節、航空需要の減少などによる貨物取扱量の減少を予想していたが、世界的な航空需要高止まりや米国における港湾混雑による海上貨物の米国内代替輸送などが継続し、売り上げが想定以上に増加した。また、人件費や経費などのコスト削減に努めたことも寄与した。
株探ニュース